【札幌】ウイスキー初心者にもおすすめのバー【無路良/ブローラ】

バー

こんにちは、猫村です。
2013年からウイスキーを飲み続けて、通算1000種類のウイスキーを飲んでいます。
個人的に札幌ではお勧めのバーが何件かあってそのうちの1店である無路良さんを紹介したいと思います。
これからバーに行ってみたいという方や美味しいウイスキーを飲みたいという方はぜひこの記事を参考にして下さい!

無路良さんは創業2002年の札幌の老舗のバー

スコッチをメインに大量のウイスキーを揃えられています。
ウイスキーはオールドから現行のものまで幅が広いですね。
他にはカクテルとお食事メニューもあります。
お食事のメニューはチャームも含めてウイスキーに合うものばかり。
特に「ハギス」というスコットランド料理があるんですが、無路良さんのハギスは日本で一番うまいのではないかとも思っています。
そのハギスは以前、無路良さんで働いていた方が退店したあとも遠方でハギスを作って送ってくれていて、それはマスターの山田さんの人望の厚さと常連客の支持があるからなんだと思います。

店をやめても料理を提供し続けてくれるってすごくないですか?
もうハギスが食べれないと思っていた私は救われました。
私はこのハギスがとっても好きで毎回頼みます!

山田さんはウイスキーに対して熱い情熱を持っており、わからないことは聞けばなんでも教えてくれます。また、マスターの情熱と銘酒達のコンビネーションにより、ウイスキーに興味がなかったお客さんが帰る頃にはウイスキー好きになっているというミラクルを何度も起こしているそうです。

店名の無路良(ブローラ)の意味を聞いてみた

単純にマスターの山田さんがブローラ蒸留所が好きだったとのことです(笑)
ブローラ蒸留所はスコットランドの北ハイランドに位置する蒸留所で、当時のウイスキー不況により1983年に閉鎖されています。
ちなみに今ではウイスキーブームと閉鎖蒸留所という希少性からブローラ蒸留所のウイスキーは高騰しています。(1本20万円前後とか。。)
当てられた漢字(無路良)は芸術家の植田莫さんがアドリブで書いた漢字を山田さんが気に入ったその場で決まったとのことです。
そして「閉鎖蒸留所」の名前を店名につけるのがすごいですね。店にとってあまり縁起がよくない。。

縁起を気にせず店の名前にして18年も店をやられているのは山田さんの実力ですね。

ブローラ蒸留所は地図ではこんな感じです

注文してみた

おススメのカクテルを注文してみた


モスコミュール?と思ったけど、黒酢と自家製ジンジャーのカクテルだそうです。
初めて飲んだけど、爽やかでめっちゃうまい。
黒酢とライムと生姜しか入ってないけど梅の味がする。

めっちゃうまくて実はおかわりしたかったけど、取材もあり酔いつぶれられないので、おかわりできませんでした!

初心者におすすめのウイスキーを注文してみた

3種類のウイスキーをセンスよくおまかせで出してくれました!

スプリングバンク10年

1杯目はモルトの香水と言われる香り高いスプリングバンク。
ほぼ好き嫌いが分かれず、好きな人はとことん好きというファンが多くいる蒸留所。

プルトニー17年

2杯目に持ってきた意図はスぺイサイド的な味わいも兼ね備えているからとのこと。
たしかにバランスがとれていてコクがありクリーミーで飲みやすい。

ボウモア21年

3杯目はOLD MALT CASKというボトラーから出ているボウモア。
〆の一杯は一般的にスウィート系かピート系というパターンがよくあって、今回はピート系、そして、柑橘系のフルーツのコンビネーション。

ピートというのは野草等の植物でできた泥炭で、これを燃やして麦芽をいぶす工程があるだよ。
そしてウイスキー特有のスモーキーな香りがついて、これが特に強く出ているウイスキーを「ピーティとかピート系」っていうんだよ。

無路良さんはおススメです

アットホームな店内でリーズナブルにウイスキーを楽しみながら、博学な山田さんにウイスキーを1から教えてもらうことができるので初心者にもおススメです!
また、無路良さんは日本全国からウイスキー愛好者が通っているお店で札幌では「ウイスキーの聖地」みたいな場所です。
すでにウイスキーを飲んでいて、もっとたくさんの経験を積みたい!という方にもおススメ!

こちらが無路良さんの食べログサイトです。

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