【プレミアムポイント】マイルとの違いを徹底解説

飛行機

悩んでいる人「ANAの上級ステータスが欲しいけど、プレミアムポイントって何?マイルとどう違うの?」

修行中の方にはあたりまえのプレミアムポイントですが、これから修行する人にはわかりにくいポイントですよね。
中には「プレミアムクラス」と「プレミアムポイント」を混同してしまってる人もいます。
(念のため言っておくと、プレミアムクラスは国内線のファーストクラスのことで、プレミアムポイントとは別ものものです)

私は2017年にANAで修行をしてスーパーフライヤーになりました。その経験をもとに、今回はプレミアムポイントについて、ANAマイルとの違いも含めて徹底解説していきます!
マイルを使った効率的なプレミアムポイントの貯め方については別の記事で解説していきます!

ANAマイルとは

まず最初にANAマイルについて説明します。
ANAマイルとは他社ポイントや、ANAサービス等への換金性のあるポイントです。

マイルは色々な商品やサービスに交換することができるんです

ANAマイルのため方

ANAマイルとは
・ショッピングでためることができる。
(例:ANAマイレージモール経由での買い物)
・クレジット決済でためることができる。
(例:アメリカンエクスプレス、三井住友VISAカード、等)
・他のポイントをANAマイルに移行することができる。
(例:nanacoポイント、ハピタスポイント)
・飛行機に乗るとためることができる。
・買うことができる。

つまり、「飛行機に乗る」以外でもためることができるんです。
俗に言う、「陸(おか)マイラー」ってやつですね。
これらを組み合わせてダブルでもらうというやり方もあります。
例えば、ANAマイレージモール経由で買い物するときにクレジットカードのポイントもゲットする、みたいな感じですね。
そしてなんと「買う」ということができるんです。だいたいの相場観としては1マイル2.5円くらいです。なので1マイル2.5円以上の価値に交換できる人は買うという選択肢もありですね。例えば国際線を特典航空券で乗ると2.5円以上の価値はあります。国内線だとぎりぎり採算とれるかどうかというラインですね。

ちなみに私はマイルをためる際には、クレジットカードの集中利用と同時に、ハピタスというポイントサイトでポイント案件こなしてマイルを貯めました

ANAマイルの使い道

・特典航空券(国内線、国際線)に変える。
・ANAスカイコインに交換する。
・ANAセレクション各種ギフト
・他社のポイント・電子マネーに交換する。
(nanacoポイント、楽天ポイント、スターバックスカード、等)

つまり、ANAマイルは金銭的な価値があり、いろいろなものに交換できるんですね。
その中でも特典航空券(国際線)はポイントの交換価値が高く、1マイルにつき5円~10円くらいはあると言われています。
特典航空券(国内線)だと1マイルにつき2~3円くらいなイメージですかね。
他社のポイント・電子マネーに交換する場合だと、1マイル1円なので、私的にはこの選択肢は無いです(笑)

ANAマイルの有効期限

ためたマイルは貯まった時から3年間有効です。
詳細はANAのホームページを確認してくださいね

プレミアムポイントとは


出典:ANA
プレミアムポイントとは、ANAの上級会員になるために必要なポイントです。
マイルのような金銭的価値はなく、貯めて行くと、ポイント数に応じて図のようにブロンズ会員、プラチナ会員、ダイヤモンド会員になることができます。
どれだけANAを利用したかの指標で、もっと言うと忠誠心を測る指標のようなものです。

プレミアムポイントのため方

プレミアムポイントのため方は飛行機に乗る。これ以外にありません。
なのでビジネス利用で自然とたくさん乗れる環境にない人は「修行」でたくさん飛行機に乗る必要があります。

ANAの利用はもちろんですが、ANAが所属しているスターアライアンス加盟の航空会社の利用でも貯めることができます。

プレミアムポイントの有効期限

「有効期限」という概念はなく、1月1日~12月31日の間でどれだけのポイントを貯められるかがキモです。
貯めたポイント数に応じて翌年のステータスが決まります。
そしてみな平等に12月31日から1月1日になるタイミングでリセットされてしまいます。
なので、修行僧は1月1日からよーいドンで修行を開始する人が多いです。

そしてスーパーフライヤーへ

1月1日~12月31日の間に50000プレミアムポイントを貯めてプラチナ会員になったとしましょう。
そのプラチナ会員は翌年4月1日から翌々年の3月31日までの1年間しか有効ではないのです。
なのでこの理論で行くとステータスを得るためには毎年たくさん飛行機に乗らなければなりません。

ところが日本の航空会社では期間限定のステータスの機能の一部をクレジットカードに乗せることができます。
それがANAでいうと「スーパーフライヤー」になるということですね。
スーパーフライヤーに成れたらクレジットカードの年会費を払い続ける限りにおいて半永久的にそのステータスのメリットを享受しつづけられます。
これを目的に1年間限定でたくさん飛行機に乗る「修行」をやるんですね。

スーパーフライヤーに成るためにはプレミアムポイントが50000ポイントを超えてプラチナ会員になった状態でANAに申請するとなれます。
詳しくはこちらのANAのホームページをご覧ください。

まとめ

ANAマイル

  • 金銭的な価値のあるポイントで飛行機に乗らなくても貯めることができる
  • 有効期限が3年と長い
  • たくさん貯めても上級会員にはなれない

プレミアムポイント

  • 金銭的な価値が無く、飛行機に乗らないと貯まらない
  • 1月1日~12月31日の間でカウントされ、翌年はリセットされる
  • 上級会員になるために必要なポイント